今日は七夕~ [小説]
*nice!&訪問ありがとうございます。*
*過去小説再UPです。*
さて、去年からずっと進んでなかった七夕ネタを今年こそはUPします!
でも残念ながらダメダメだよ(笑)
最初に言っておきます!
ワケわかんなくてごめんなさいorzorzorzorz
天の川で離れ離れになった織姫と彦星は年に一度だけ天の川の上を渡るのを許され、再会する。
『七夕』
「天の川は織姫と彦星の夫婦を離れさすように出来たと言われています。」
「えー?なんで?」
キョトンっと不思議そうな顔で友が返す。
話しを聞いていた翅音が口を挟んだ。
「あ!俺もそれ聞きたいわ!
詳しく教えてもろーてないんやけど!!」
「俺も聞きたいなぁ!」
「…んで?なんで別れたんだよ?」
2人を遮って、大人しく聞いていた双斬が割り込む。
萩由はにっこりと微笑み、話を続けた。
「2人は夫婦生活が楽しくて、織姫は機織りを。
彦星は牛を飼う仕事をしなくなったからです。
ですから怒った天帝…いわゆる神様が天の川で二人を隔て、引き離したと言われています。」
「へぇ~!んで、唯一会えるのは7月7日ってわけね!」
「えぇ。そうなります」
「あっ」
空を見ていた雨璃が声をあげた。
それに釣られて皆が窓を見る。
萩由が雨璃が居る窓に近づき、空を見上げる。
「…あれ…織姫様ですか?」
「そうですね!織姫ですよ」
「じゃぁ反対側で1番光ってるのが彦星だね!?」
そうこうしていると、訪問者が2人。
「こんばんわ~!」
「…邪魔する…って!おいそこぉぉぉお!!」
翆と雪騎だ。
雪騎は入ってきたとたん、萩由と雨璃が近いのを見てを指差し、2人に近づいて引き離した。
雪騎は妹の様な雨璃を可愛がっているため、嫌いな萩由に近づかせることを極端に嫌っている。
「近いっての!」
「そう言われましてもねぇ~。」
「雪騎は雨璃ちゃん大好きなんだから!」
「甘々だよね!」
「そこ!うっさい!」
依然として雨璃の側をわたさない雪騎。
翆や、友はからかっていた。
「そういえば萩さん、ご飯は?」
「そろそろ誨達が帰ってくるハズですよ。」
───ガチャッ!
「たっだいまー!」
「お帰り誨兄!」
「…萩由、買ってきたぞ。」
「ありがとうございます。…予想以上に袋が多いようですが…。誨?」
「へっ?ちゃんと買ってきたぞ?」
ゴトンと袋から取り出されたのはビール、焼酎、ワイン。
お酒の数々だった。
「誨兄ィ…」
「な、なんだよ零時?」
「俺らまだ未成年なんだけど…」
「あ゛っ…」
しまったと言わんばかりの顔の前に、袋が差し出される。
「ちゃんとお茶もジュースも買って来てますよ。」
「さすが伉!」
「ま、僕が居たから気付いたんだけどね!」
「剞曄は何もしてないだろ!」
ゴタゴタになる前に、萩由が止めに入った。
「はいはい!全員集まったところで、皆に頼みたい事があるんです。」
ぞろぞろと萩由のもとに人が集まってきた。
萩由は何時もより一層微笑んだ。
「はい、ではこの短冊に皆で願い事を書きましょう!」
「……どこの保父さんのセリフだよ…。」
雪騎が呆れたようにため息を吐いた。
他の皆もポカーンとしている。
「え?飾りはアレで出来たんじゃないの?」
零時が飾り付けられた笹の方を指差しながら言った。
「短冊はあえて飾らなかったのはこの為なんですよ。
で、書いて飾った人からそうめん流しに参加ということで!
皆が書いてるうちにそうめん茹でて来ますね。」
萩由は凄く楽しそうにキッチンに行ってしまった。
残された側は悩んでいた。
「願い事だよね、願い事。うーん…双は何にすんの?」
「ちょ!見んなよ!見るなら翅音にしろよ!」
「俺!?…俺はやっぱり『ギターが上手くなりますように』やな!
親父を越えなアカンからな!
…うん、これで決まりや!」
そそくさと翅音は短冊に書き始めた。
ふと零時が笹の方を見ると、友が結び付けていた。
「早いなぁ…て、友ちゃんもう書いたの!?」
「うん!先に食べてるね!」
タタタッと用意をしている萩由の元に走っていった。
「……。」
「よしっ」
「棘も伉も出来たの!?」
「…あぁ。」
「っていっても、いつも望んでることと変わらないけどね?」
「僕も出来た。これぐらいしかないしね。」
「ってか、さっさと書けよお前…。」
双斬も書き終わってた様で、席を立っていた。
いつの間にか雪騎も翆も終わって、食事の席についていた。
「だって~!思い付かないよ…」
「そういやぁ、昔も最後まで残ってたよな零時。」
「誨兄ィ…雨璃ちゃんまで…!」
「ホントに最後だな…!」
「ヴゥ゛…」
うなだれていると、苦笑いしながら誨が零時の頭をクシャリと撫でた。
「!」
「今のことでも良いんだぞ。深く考えんな!」
「…うん!」
零時のペン先は滑るように短冊にサラサラと流れた。
「出来た!」
「よし!じゃあさっさと飾って飯だ!」
「零時も単純だな…」
やっと書いた短冊には、
『ずっとみんなと居れますように!』
すごく単純に。
しかし、離ればなれになった時が有るからこそ、もう二度と離れたくないという気持ち。
これからのわからない未来に強い願いを込めて。
──fin──
オマケ。。。
「で、萩由は何に書いたんだ?」
「見ます?」
─ペラッ『家内安全』
「……どこの母親なの?」
「僕は皆が幸せなら良いんですよ。」
(お母さんだ!!)
「と、とりあえず他にもめくっちゃおうかな!」
─『親父を越えれるようなギターリストになれますように!』
─『たくさん甘いものが食べられますように!』
─『日々穏やかを望む。』
─『戦闘が上手くなりますように!』
─『いつまでも美しく!』
─『学生レポートがまともなものですように。』
─『技術が上達しますように。』
─『ずっと家族で居られますように。』
─『楽しく過ごせますように』
─『欲しいバイクがいつか手に入りますように。』
─『ずっとみんなと居れますように!』
「大体予想が付くな…。」
「良いんじゃないですか?僕らですからね!」
「まぁね!」
お酒を交わしながら誨と萩由は見守るように話していた。
──end──
七夕ネタ?
なんだそりゃ(笑)
方向反れまくりですいません!!orz
なんだか、お父さんポジションに誨が来た!!!!
お母さんポジションはいつも通り萩さんで!
よくわからない七夕ネタで本気でごめんなさい<(_ _;)>
はっつけてるから段落ずれてたらすいませんorz
*過去小説再UPです。*
さて、去年からずっと進んでなかった七夕ネタを今年こそはUPします!
でも残念ながらダメダメだよ(笑)
最初に言っておきます!
ワケわかんなくてごめんなさいorzorzorzorz
天の川で離れ離れになった織姫と彦星は年に一度だけ天の川の上を渡るのを許され、再会する。
『七夕』
「天の川は織姫と彦星の夫婦を離れさすように出来たと言われています。」
「えー?なんで?」
キョトンっと不思議そうな顔で友が返す。
話しを聞いていた翅音が口を挟んだ。
「あ!俺もそれ聞きたいわ!
詳しく教えてもろーてないんやけど!!」
「俺も聞きたいなぁ!」
「…んで?なんで別れたんだよ?」
2人を遮って、大人しく聞いていた双斬が割り込む。
萩由はにっこりと微笑み、話を続けた。
「2人は夫婦生活が楽しくて、織姫は機織りを。
彦星は牛を飼う仕事をしなくなったからです。
ですから怒った天帝…いわゆる神様が天の川で二人を隔て、引き離したと言われています。」
「へぇ~!んで、唯一会えるのは7月7日ってわけね!」
「えぇ。そうなります」
「あっ」
空を見ていた雨璃が声をあげた。
それに釣られて皆が窓を見る。
萩由が雨璃が居る窓に近づき、空を見上げる。
「…あれ…織姫様ですか?」
「そうですね!織姫ですよ」
「じゃぁ反対側で1番光ってるのが彦星だね!?」
そうこうしていると、訪問者が2人。
「こんばんわ~!」
「…邪魔する…って!おいそこぉぉぉお!!」
翆と雪騎だ。
雪騎は入ってきたとたん、萩由と雨璃が近いのを見てを指差し、2人に近づいて引き離した。
雪騎は妹の様な雨璃を可愛がっているため、嫌いな萩由に近づかせることを極端に嫌っている。
「近いっての!」
「そう言われましてもねぇ~。」
「雪騎は雨璃ちゃん大好きなんだから!」
「甘々だよね!」
「そこ!うっさい!」
依然として雨璃の側をわたさない雪騎。
翆や、友はからかっていた。
「そういえば萩さん、ご飯は?」
「そろそろ誨達が帰ってくるハズですよ。」
───ガチャッ!
「たっだいまー!」
「お帰り誨兄!」
「…萩由、買ってきたぞ。」
「ありがとうございます。…予想以上に袋が多いようですが…。誨?」
「へっ?ちゃんと買ってきたぞ?」
ゴトンと袋から取り出されたのはビール、焼酎、ワイン。
お酒の数々だった。
「誨兄ィ…」
「な、なんだよ零時?」
「俺らまだ未成年なんだけど…」
「あ゛っ…」
しまったと言わんばかりの顔の前に、袋が差し出される。
「ちゃんとお茶もジュースも買って来てますよ。」
「さすが伉!」
「ま、僕が居たから気付いたんだけどね!」
「剞曄は何もしてないだろ!」
ゴタゴタになる前に、萩由が止めに入った。
「はいはい!全員集まったところで、皆に頼みたい事があるんです。」
ぞろぞろと萩由のもとに人が集まってきた。
萩由は何時もより一層微笑んだ。
「はい、ではこの短冊に皆で願い事を書きましょう!」
「……どこの保父さんのセリフだよ…。」
雪騎が呆れたようにため息を吐いた。
他の皆もポカーンとしている。
「え?飾りはアレで出来たんじゃないの?」
零時が飾り付けられた笹の方を指差しながら言った。
「短冊はあえて飾らなかったのはこの為なんですよ。
で、書いて飾った人からそうめん流しに参加ということで!
皆が書いてるうちにそうめん茹でて来ますね。」
萩由は凄く楽しそうにキッチンに行ってしまった。
残された側は悩んでいた。
「願い事だよね、願い事。うーん…双は何にすんの?」
「ちょ!見んなよ!見るなら翅音にしろよ!」
「俺!?…俺はやっぱり『ギターが上手くなりますように』やな!
親父を越えなアカンからな!
…うん、これで決まりや!」
そそくさと翅音は短冊に書き始めた。
ふと零時が笹の方を見ると、友が結び付けていた。
「早いなぁ…て、友ちゃんもう書いたの!?」
「うん!先に食べてるね!」
タタタッと用意をしている萩由の元に走っていった。
「……。」
「よしっ」
「棘も伉も出来たの!?」
「…あぁ。」
「っていっても、いつも望んでることと変わらないけどね?」
「僕も出来た。これぐらいしかないしね。」
「ってか、さっさと書けよお前…。」
双斬も書き終わってた様で、席を立っていた。
いつの間にか雪騎も翆も終わって、食事の席についていた。
「だって~!思い付かないよ…」
「そういやぁ、昔も最後まで残ってたよな零時。」
「誨兄ィ…雨璃ちゃんまで…!」
「ホントに最後だな…!」
「ヴゥ゛…」
うなだれていると、苦笑いしながら誨が零時の頭をクシャリと撫でた。
「!」
「今のことでも良いんだぞ。深く考えんな!」
「…うん!」
零時のペン先は滑るように短冊にサラサラと流れた。
「出来た!」
「よし!じゃあさっさと飾って飯だ!」
「零時も単純だな…」
やっと書いた短冊には、
『ずっとみんなと居れますように!』
すごく単純に。
しかし、離ればなれになった時が有るからこそ、もう二度と離れたくないという気持ち。
これからのわからない未来に強い願いを込めて。
──fin──
オマケ。。。
「で、萩由は何に書いたんだ?」
「見ます?」
─ペラッ『家内安全』
「……どこの母親なの?」
「僕は皆が幸せなら良いんですよ。」
(お母さんだ!!)
「と、とりあえず他にもめくっちゃおうかな!」
─『親父を越えれるようなギターリストになれますように!』
─『たくさん甘いものが食べられますように!』
─『日々穏やかを望む。』
─『戦闘が上手くなりますように!』
─『いつまでも美しく!』
─『学生レポートがまともなものですように。』
─『技術が上達しますように。』
─『ずっと家族で居られますように。』
─『楽しく過ごせますように』
─『欲しいバイクがいつか手に入りますように。』
─『ずっとみんなと居れますように!』
「大体予想が付くな…。」
「良いんじゃないですか?僕らですからね!」
「まぁね!」
お酒を交わしながら誨と萩由は見守るように話していた。
──end──
七夕ネタ?
なんだそりゃ(笑)
方向反れまくりですいません!!orz
なんだか、お父さんポジションに誨が来た!!!!
お母さんポジションはいつも通り萩さんで!
よくわからない七夕ネタで本気でごめんなさい<(_ _;)>
はっつけてるから段落ずれてたらすいませんorz
2009-07-07 12:13